「シンママとの恋愛って、やっぱり大変?」
「長続きするのは難しそう…」
気になるシンママがいても、恋愛となるとなかなか一歩踏み出しにくいものです。
30歳で恋愛経験ゼロ。
そんな僕が、バツ2で1歳の娘を持つ彼女と出会い、恋に落ちた。
そして、気づけば20年過ぎていました。
今はもう、彼女はいません。
シンママとの恋愛は決して簡単ではありません。
でも、それが 普通の恋愛とは違う「特別なもの」 になることも、僕は知っています。
この記事では、22年間のリアルな体験をもとに、
✔ シンママとの恋愛で感じた不安
✔ 22年続いた秘訣
✔ 必要な覚悟
✔ リアルな日常
…これらをすべて話していこうと思います。
恋愛経験ゼロの僕が、シンママとの恋愛に感じていたリアルな「不安」
「子どもの存在」は正直、どれくらい気になったのか?
気になる女性がどんなに魅力的でも、子どもがいるとなると恋愛対象にはなりにくいものです。
でも、何かのきっかけで本気で好きになってしまうこともあります。
僕もそうでした。
彼女を好きになりすぎて、シンママであることも案外すんなり受け入れられました。
それと、年齢も関係していたかもしれません。
20代のころ、僕は出会いがあったにもかかわらず、彼女をつくることができませんでした。
30を過ぎたとき、こう思ったのです。
「もうチャンスがないかもしれない…」
「行動しないと、いよいよヤバいな」
だからこそ、恋愛の間口も広くなっていたのかもしれません。
同世代と結婚するとしたら、出会って、交際して、子どもをつくるまでの時間を考えなければなりません。年齢的に、出産の適齢期を過ぎてしまう可能性もあります。
「だったら、子どもがいた方がいいじゃん!」
そんなふうに考えて、彼女と付き合う理由をつくりました。
つまり、付き合いたいと思ってからは、子どもの存在を気にすることはほとんどありませんでした。
むしろ、早く会いたいとすら思っていました。
「バツ2」という事実を知ったとき、正直どう感じたか?
「付き合おうか」
そんな話になったとき、彼女からバツ2だと知らされました。
母子家庭なのは知っていましたが、
バツ1ではなくバツ2だとは思っていませんでした。
さすがに少し困惑しましたが、「そうなんだ」と動じないフリをしながら、頭の中でいろいろな考えが巡りました。
「2回も離婚しているとなると、彼女に何か問題があるのかも…」
「また別れることになるかもしれない…?」
正直、バツ2という事実は、子どもがいることよりも不安だったかもしれません。
しかし、彼女の過去がどうであれ、「今、彼女と向き合いたいかどうか」 が大事なのではないか。
そう思うと、僕の中で彼女を大切にしたいという気持ちがどんどん強くなっていきました。
その瞬間から、バツ2という事実は、僕にとってさほど重要ではなくなったのです。
シンママとの恋愛の先にある「結婚」を、僕はどう考えていたか?
恋愛の先には、結婚という選択肢があります。
僕は最初、そこまで深く考えていませんでしたが、関係が深まるにつれて、自然と結婚を意識するようになりました。
彼女もまた、結婚には積極的でした。
子どもがいることを考えても、安定した家庭を築きたいという思いが強かったのだと思います。
そして僕自身も、彼女と一緒にいる時間が増えるにつれて、
「このままずっと一緒にいたい」
と思うようになっていきました。
普通のカップルなら、交際→結婚→出産という流れが一般的です。
でも、彼女にはすでに子どもがいる。
だからこそ、「結婚」の意味も、普通の恋愛とは少し違ったものになっていました。
結婚するとなれば、僕は「夫」になるだけでなく、「父親」の役割も担うことになります。
自分にその覚悟があるのか?
本当に彼女と子どもを支えられるのか?
そんなことを何度も考えました。
それでも、彼女と一緒にいる時間が増えるにつれ、その不安は少しずつ消えていきました。
彼女との関係が心地よく、僕にとって大切なものになっていたからです。
僕たちは、お互いに結婚を望んでいました。
でも、結果として結婚には至りませんでした。
「結婚したいのに、できない」——その現実を受け入れるまでには時間がかかりましたが、
22年経っても、僕は彼女と一緒にいました。
恋愛の形はひとつではないし、結婚だけがゴールではない。
それに気づいたのは、だいぶ後になってからでした。
「普通の恋愛と違う」シンママとの恋愛、22年続いた秘訣はこれだった
「子ども優先」だからこそ築けた、ふたりの心地よい関係性
付き合い始めてすぐに気づいたのは、「シンママとの恋愛は、普通の恋愛とは違うルールがある」 ということでした。
特に、「子どもが最優先」 というのは、シングルマザーとの恋愛では絶対に変えられないルールでした。
でも、それは僕にとって、何の違和感もないことでした。
僕と彼女は交際を始めてすぐに、ほぼ同棲生活に入りました。
だから「なかなか会えない」「もっと一緒にいたいのに」という感情を抱くことはなく、毎日が楽しくて仕方なかった。
彼女の娘とも自然に仲良くなり、3人で過ごす時間が当たり前になっていきました。
最初から「子どもがいる彼女」として付き合ったからこそ、娘を特別扱いするのではなく、最初から家族の一員のように接していた と思います。
だから、「子どもがいるから恋愛がうまくいかない」とか「もっとふたりの時間がほしい」と思うこともありませんでした。
むしろ、子どもがいることで、僕たちの関係はより深くなっていったように感じます。
普通のカップルなら「ふたりだけの世界」を築くのが一般的かもしれません。
でも、僕たちにとっては、「3人で過ごす時間」こそが、自然で心地よい関係 になっていたのです。
22年間、僕たちがラブラブでいられたシンプルな習慣
「付き合いが長くなると、マンネリ化する」
そんな話をよく聞きますが、僕たちにはあまり当てはまりませんでした。
気づけば22年が経っていましたが、彼女への気持ちは変わらなかったですし、彼女も同じように思ってくれていました。
では、なぜ僕たちはこんなにも長くラブラブでいられたのか?
振り返ってみると、いくつかの習慣が思い浮かびます。
1. 「ありがとう」「好き」「ごめんね」を素直に伝える
どんなに関係が長くなっても、感謝の気持ちや愛情を言葉にすることは欠かしません。
「ありがとう」
「愛してるよ」
そして、悪いことをしたら素直に
「ごめんね」と言う。
そんなシンプルな言葉の積み重ねが、僕たちの関係をずっと心地よいものにしてくれました。
2. 記念日やイベントを大切にする
誕生日やクリスマス、付き合った記念日など、特別な日はきちんとお祝いしました。
3. どんなに忙しくても会話を欠かさない
仕事が忙しくても、家に帰ったら「今日あったこと」を話す。
「どうだった?」と聞くだけでも、コミュニケーションは生まれます。
日々の会話が、ふたりの関係を強くしていきます。
4. 旅行という共通の楽しみ
僕たちは旅行が好き。毎月積み立てて、3年に1度、海外旅行をすることが最大の楽しみ。
休みの日は、ちょっとしたお出かけでも、ふたりでどこかへ行くことを大切にしていました。
5. スキンシップを大切にする
手をつなぐ、ハグするなど、ちょっとしたスキンシップが、「好き」という気持ちを言葉なしでも伝えてくれます。
6. 相手の趣味に興味を持つ
例えば、僕は泳げないので山派でしたが、彼女はサーフィン好きの海派。僕はそんな彼女に寄せて行って、今では完全に海派になりました。
7. 楽しい未来の話をよくする
「こんなことしてみたいね」「次の休みはどこ行こうか?」
先のことをワクワクしながら話すことで、毎日の生活にも張り合いが出ました。
何年経っても「これからも一緒にいたい」と思えるような、
前向きな会話を続けるようにしました。
特別なことはしていませんが、こうした小さなことの積み重ねが、20年間ずっとラブラブでいられた理由だったのかもしれません。
「結婚」という形にこだわらず、22年続いた理由とは
結婚は、ふたりの関係を「正式なもの」にする手段のひとつ。
でも、僕たちは結婚という形を取らずに、22年間一緒にいることができました。
なぜ僕たちの関係は続いたのか?
それは、結婚という制度よりも 「ふたりの関係そのもの」 を大切にしてきたからです。
1. 「結婚すること」より、「一緒にいること」に意味があった
僕たちはお互いに結婚を望んでいました。
でも、いろいろな事情で結婚には至りませんでした。
少なくとも僕は、「結婚しないなら別れる…」
なんて考えは微塵もなく、
「一緒にいることが幸せなら、それでいい」 という考えです。
2. 「家族としての安心感」があった
結婚していなくても、僕たちは正に家族のような関係。
娘とも多くの時間を過ごし、生活のほとんどを共にしてきました。
おむつを替えていたときは、この子のためなら死ねると本気で思えました。
結婚しなくても、家族と同等の信頼関係や絆は築いていけるのです。
3. 「結婚しなかったからこそ」築けた関係
彼女が2度失敗したのには、
彼女の方に肩をもってあげたい事情がありました。
それでも2度失敗しているということは、彼女にとって結婚と言う形は合わないのかもしれない。
そう考えると、「結婚しない方がいい」とも言えます。
「籍を入れていない」いう事実が、いい意味で適度な緊張感を生み、お互いを尊重する気持ちを忘れなかったのかもしれません。
「結婚しなくても、僕たちは特別な存在でいられる」
そう実感できたからこそ、22年間ずっと一緒にいられたのだと思います。
「22年間の交際」で見えた、シンママとの恋愛に本当に必要な覚悟
シンママとの恋愛は、ただ「好き」なだけでは続かない。
「普通の恋愛」とは違うからこそ、長く続けるにはしっかりと向き合うべき覚悟が必要でした。
母である彼女を支え、自分も父親になりきれるか
シンママとの恋愛では、「彼女は恋人である前に母親である」という現実を受け入れることが大切です。
家事と育児、母親の仕事はたくさんあります。
授乳やミルク作り、おむつ替え、寝かしつけ、幼稚園に送迎、炊事・洗濯、買い出しなどなど。
彼氏として、父親として、これらすべてに関わっていく必要があります。
たいへんに感じるかも知れませんが、家族と思うなら当然ですし、
大切な彼女と子どものためなら全く苦に感じません。
僕も娘の成長を見守りながら、
「自分もこの子の父親代わりなんだ」
と、少しずつ実感するようになっていきました。
父親になりきる、というと大げさに聞こえるかもしれませんが、
「この子の人生に関わる大人のひとりとして、責任を持てるか?」
という覚悟は、必要だったと思います。
恋愛の延長線上で、
いつしか、
「彼女とだけでなく、娘とも家族になりたい」
と思えたこと。
それが、僕がこの関係を長く続けられた理由のひとつでした。
シンママの子どもとの関係がうまくいく人・いかない人の違い
シンママと付き合ううえで、彼女の子どもとの関係は避けて通れません。
でも、うまく関係を築ける人と、そうでない人には決定的な違いがあります。
それは、「子どもをどれだけ自然に受け入れられるか」 です。
うまくいかない人は、
「彼女との関係のために、子どもとも仲良くしよう」
と打算的に考えてしまいがち。
そういう態度は、子どもにも伝わってしまいます。
逆に、うまくいく人は、
子どもを「ひとりの個性としてちゃんと向き合う」ことができる人です。
僕の場合、子どもが1歳だったので、
本当にかわいくて仕方ありませんでした。
気づけば彼女と同じくらい大切な存在だと思えていました。
無理に仲良くしようとするのではなく、
一緒に過ごす時間の中で自然と愛情が芽生えていったんです。
すると、逆に子どもの方から少しずつ距離を縮めてきてくれました。
「周囲からの反対」をどうやって受け止めればいいのか?
シンママとの恋愛では、周囲の反対にどう向き合うかも大きな課題のひとつ。
特に僕の両親はかたい人間なので、結婚には猛反対でした。
結局、両親をうまく説得できないまま22年が経ってしまいました。
僕が説得できるかどうかによって、
彼女の人生をも変えてしまうわけだから、
もっと冷静になって、
ふたりのことを理解してもらう努力をすればよかったと思います。
僕がうまく対応できなかったのは、以下のようなこと。
気持ちを具体的に伝えられなかった
「彼女と一緒にいたい」と言うだけで、彼女の魅力や将来のビジョンをほとんど伝えられず、説得力がありませんでした。
反対を否定するばかりだった
「大丈夫だから」と押し切ろうとし、不安を受け止める余裕がなかったんです。
まずは「確かにそうだよね」と共感し、冷静に話すべきでした。
焦りすぎた
「早く認めてもらいたい」と急いでたのも確か。
本当は、無理に納得させるのではなく、時間をかけて信頼を築くべきだったと思います。
僕のように「失敗」しないために
結局、僕は両親の反対を説得しきれず、22年間一緒にいるのに結婚には至りませんでした。
結婚しなくても幸せでしたが、もっと周囲と向き合えていたら結果は違っていたかもしれません。
だからこそ、これを読んでいるあなたには、僕と同じ後悔をしてほしくありません。
周囲の反対にぶつかったときは、
感情的にならず、
焦らず、
「時間をかけて理解してもらう」ことを意識してみてくださいね。
結婚しなくても22年続く関係。そのリアルな日常を語る
ふたりの関係を深めた「半同棲」という心地よい距離感
僕たちは付き合い始めてすぐ、自然と「半同棲」のような生活になっていきました。
ただ、それは僕が実家暮らしで、両親と同居していたことが大きかったんです。
長男としての責任もあって、完全に家を出ることはできませんでした。
でもそのぶん、「彼女の家に泊まる日」「実家に帰る日」と、
お互いにとってちょうどいい距離感 を保てていたように思います。
一緒にいる時間も、離れている時間も、それぞれが心地よく感じられた。
そんな絶妙なバランスが、無理なく22年を過ごせた理由のひとつだったのかもしれません。
「旅」がつなげた僕たちの絆——共通の趣味が支えた20年
僕たちを結びつけた大きな要素のひとつが「旅行」でした。
旅行会社で出会ったこともあり、ふたりとも旅が大好き。
仕事が忙しくても、時間を見つけては日帰りで出かけたり、定期的に旅行を計画していました。
共通の趣味を通して「一緒に楽しむ時間」を持ち続けたこと。
それが、22年間ずっと変わらない絆を支えてくれたのだと思います。
特別な日は、いつも一緒に——22年経っても変わらない
僕たちは、誕生日などの特別な日をとても大切にしてきました。
とくに、3人の誕生日とクリスマスは外食して、できる限り会社も休み、一日中一緒に過ごすようにしてきました。
誕生日のディナーでは、お店にお願いして、誕生日プレートを用意してもらうのが恒例。
お店によって演出はさまざまですが、他のお客さんも一緒にお祝いしてくれるので、うれしくなります。
彼女は感動して泣いてしまうこともあります。
誕生日プレートは本当におすすめです。
そんなふうに、「今年も一緒にお祝いできた」という実感を、毎年積み重ねてきたように思います。
特別な日を大切にすることは、ふたりの関係を見つめ直す時間にもなりました。
プレゼントや演出以上に、
「一緒に過ごせることそのものが、いちばんの贈りもの」。
そう思えるようになったのも、22年という月日の中で育まれた感覚なのかもしれません。
どれだけ月日が経っても、「特別な日は、いつも一緒に」——
それが、僕たちの変わらないルールです。
シンママとの恋愛って実際どうなの?──22年を共にして思う、僕なりの答え
シンママとの恋愛には、確かに「普通」とは違うことがたくさんあります。
子どもの存在、結婚への道のり、周囲の理解…。
初めての恋愛がそんな相手だった僕にとって、不安は正直かなり大きかったです。
でも、22年一緒にいて思うのは、
「普通と違う」ことこそが、僕たちの関係を特別なものにしてくれた ということです。
彼女と出会ってから、僕の人生は間違いなく変わりました。
恋愛経験ゼロだった僕が、人を愛すること、支えること、家族のような絆を築くことを知りました。
シンママとの恋愛に正解はありません。
でも、「この人と一緒にいたい」と思えるなら、どんな関係も育てていける。
僕はそれを、22年かけて実感してきました。
この記事が、少しでもあなたの背中をそっと押せたなら、嬉しく思います。
シンママとの恋愛に迷うすべての人へ――
あなたの気持ちが本物なら、きっと大丈夫ですよ。