会話が噛みあわない

父の介護が始まってから、

家を空けることが減った。



父が亡くなってからも、

そのまま。



彼女には、

少し落ち着くまで、


そう伝えていた。



もちろん、

会いたかった。



でも、

思うように会えない。




ある日のLINE。


「私に」

「前向きすぎるあなた、わかりません」

「なかなか病気な自分で、ごめんなさい」



僕「大丈夫だよ(スタンプ)」



「顔が引きつったりするんだよ。」

「左」


僕「顔面けいれんは、俺もなったことあるよ。本当は治療した方がいいみたい。」

僕「眼科か脳神経外科。」


「あー、わたし 貧乏だから」

「娘の矯正で大変なんです」


僕「お金より健康がたいせつだよ。」


「そうですか。」

「わたしは、こんな惨めな生活を味わったのさ」

「Jesusからのプレゼント」

「人生、半分から全て失敗してしまった」



僕「俺との出会いが失敗だったの?」



「そうかも」

「あなたのご両親かな」

「長くお付き合いをしていて、いつも助けてくれて、ほんとうにありがとうって思います。」

「ま、他人ってことがよくわかりましたから」

「嫌われてるのは、仕方ない」

「なんだ、私達の距離もヤバいね」



僕「俺の位置は変わってないけど、(彼女)が離れてるだけだよ。」



「へぇ、へぇ、へぇ(スタンプ)」

「永遠に週1でランチ」

「って事ですね」



僕「永遠ではないよ。」



「わたしが、あなたの家の仕組みが理解できないのが、よくないのかもね。」

「ってか、結婚とかしないんだから、関係ないよね」

「お友達のお付き合いになるのかな?」




ここで電話



終わったあと、




「これから仲良しにできるかな?わからない」


僕「ずっと仲良しだよ」



「そだね」

「お友達だよね。」



僕「恋人じゃ。」



「お友達だよ」

「知人かもね」

「ま、」


「なんかね、やー」

「うっとおしいでしょ」




そのまま、

終わった。




何度か、

似たようなことがあった。




そのたびに、

同じように返していた。