40歳を過ぎたある日の仕事帰り、
突然、パニック発作のような症状に襲われた。
それ以来、旅行に行くときは、
泊まりは列車、車の場合は日帰りになった。
年を重ね、だんだん近場にしか行かなくなり、
行く場所も決まってきてしまった。
そんな中、意外に楽しかったのが、
「高級住宅街ドライブ」。
高級住宅街と言っても田舎なので、
都会のそれとは比較にならないかも知れない。
それでも、びっくりするような
大邸宅や豪邸がいくつも存在する。
住宅街によって、医師や経営者が多い町、
地主や資産家の暮らす町など特徴がある。
高級住宅街を外側から見ることはあっても、
なかなか生活道路にまで
入っていくことはなかった。
そして、いざ入ってみると
意外と楽しいことが分かった。
「おっ、見てこの家スゲーー!」
「おっとーーーーー!!」
「何やってる人かな?」
「医者じゃね?」
「社長とかじゃない?」
立派な家を見ることは、
ある種、エンターテインメントだと思う。
そこに住む人と建築家のこだわりや世界観が
ギューっと詰まっている。
本当はあんまり良くないことかも知れない。
そんなに中は見えないけど、
勝手に人の家を覗き込んでるのだから。
でも、住宅街をドライブするだけのデートなのに、
彼女もすごく楽しんでくれた。
そんな彼女の実家も負けてはいない。
両親が亡くなり、廃れてしまったが、
なかなか立派な家である。
彼女は、どんな気持ちで見ていたのだろうか?
高級住宅街ドライブ
- 2026年10月12日
- Story
-
次の記事へ
2026年10月15日カラオケの思い出