彼女はよく言っていた。
「こんなに迷惑ばっかりかけてる、うんこババアなのに、
なんで嫌いにならないの?」
何を言っているのやら。
僕は決まってこう返す。
「わかってないな~。ぜったいに嫌いになんかならないよ」
僕には彼女しかいない。
そんな簡単には嫌いにならない理由がある。
話は変わるが、僕はある理由で”back number”が好き。
その中でも「光の街」という曲に思い入れがある。
サビの部分。
「君は知っているのだろうか
こんなにも救われている僕を
こんなにも世界が輝いて見えてる事を」
正にこれをそのまま彼女に言ってやりたい。
ほんとそのまま。
彼女のおかげで、どれだけ僕の人生が救われたか。
大好きな人がとなりにいるだけで、
こんなに世界って輝くんだって。
本当にそう思った。
一度、これに近い言葉で伝えたことがあったが、
「へーー。うそつけ」
信じてくれない。
ひねくれて聞こえるかもしれないが、
僕にとっては、いちいち愛おしい。
そんな彼女がいない世界が、
また輝いて見える日はいつ来るのか。